定期的にネコ本・BOOKを紹介します。
神田 神保町にはネコの本の専門店もあるようです。
もし、探したい猫の本を見つけるのは、その本屋さんに行くのが早道かもしれません。
或いは国会図書館?
ここで紹介するネコの本は、本ですからすべて出版されたものです。
作家が描いたネコのポストカードのアート本とかもありましたが、今手元にないので誰かにあげたようです。
気に入ったものが1つでも見つかれば、うれしいです。
1冊目 猫だましい 河合隼雄(京都大学数学科卒・心理学者)新潮社 2000年刊
どうやら「猫」は、「たましい」と関係があるらしい・・・。と
ここからカワイワールドが始まる。
もともと人間の心を見つめるのが河合先生の仕事。
少女マンガの猫の章は、男性は必読の感があります。
いや、読まない方がいいかも。
ポール・ギャリコ「トマシーナ」、大島弓子「綿の国星」に触れ始めると
マンガを読まない河合先生がマンガの世界のとりこになり、家族の中の少女の不思議な居場所を語り始める。
本書はいろんな昔話から小説や絵本を通じて、古今東西、なぜ「猫」が物語の中で語られてきたかを解き明かしています。
今、購入できる本は文庫だけかもしれません。