猫文学大全って?
面白い?難しい?
まあ、そう言わず、不機嫌なネコも厄介なところ
不思議なネコ、迷宮のネコと出会えるかも?
アンソロジー「猫文学大全」の編者、柳瀬尚樹さん死去の知らせを聞きました。
柳瀬尚樹氏はまあ恐ろしく難解な英国作家ジェームス・ジョイス作「フィネガンス・ウェイク」を翻訳。というと知らないよ。
いいんです。ジョニー・デップ主演の映画「チョコレート工場の秘密」は知っている?
まああ、そのへんから迷宮の匂いがしてきませんか?
第5弾「猫文学大全」大和書房 1980年1月刊 2,000円
著者にサルトルの名が。家にはなぜか文庫本も
「河出文庫(1990年)580円」ありますが、
中身を読んだかどうか記憶がない。
どうせ読んでもネコのことなど分らないと端から諦めている。
2冊とも古い本だしどこから手に入れたか、アマゾン通販がなくても、神田に行けば手に入ったはず。
少し、解説します。
柳瀬尚樹氏の「フィネガンス・ウェイク」はかばん語で翻訳されている。かばん語とは高級ダジャレ語と言ったら怒られるでしょう。1つの単語やフレーズに古今東西の言語の意味がつめ込まれている言葉。各国の言語、古典にも精通していないと翻訳不可能らしい。
アイは藍より濃い・会いに来いと!(アイ)は輪・・・・
高遠な講演を公園で公演すると後援が好演だったと・・・・。
私には収拾つかないので、ちょっと違いますが、まあ面白くないです。
やめましょう。叱られる。
記号論理学が得意な数学者ルイス・キャロルが書いた童話
「不思議な国のアリス」は名作ですね。柳瀬氏は訳者です。
猫文学大全に戻ります。
この本には名画家たちの絵が収められています。
モノクロなのが残念ですが、少し掲載します。
これは大変価値のある資料ですね。芸術の琴線に触れられます。
アンリ・ルソー、シャガール、パウル・クレー、ピカソ、フジタ、
で、肝心の猫たちは?
その遥か上に鎮座しているのか???