120年前の歴史的クラシックカーレースの再現映画
クラシックカー(当時の最先端のクルマ)がアルプスの山岳地帯を走る歴史的レース、
その再現ドキュメンタリー。歴史の場面をAIで再現
古いクラシックカーはまだまだ現存しているけど、爽快に軽快に走る保証はない。それならAIで資料を元に再現するみたいな話です。
狙いを定めたのは、1899年が初の開催のヨーロッパのアルプスの山岳地帯を走る過酷なレース。
ドイツでダイムラーさんとベンツさんがガソリン式自動車を発明したのは1885年。
1912年が第一次世界大戦で、日露戦争が1904年に勃発とはいえ、ヨーロッパでは1899年は戦争の足音もまだ遠い平和な時代かもしれない。
実際に第一次世界大戦によって飛行機や自動車が大変な技術革新が起きます。飛行機は実戦に自動車は兵器や兵士の大量運搬、負傷者の輸送など、遊びの要素は消えます。クルマ好きにはいないと思いますが、戦車という究極に向かいます。
そんな時代だからこそ、過酷な冒険を自ら体験するのは、優雅で贅沢な遊びだったかも知れない。
それがどれだけ社会的に有意義だったかは不明ですが、クルマと映画を愛するものにとってはかなり心が熱くなります。
映画のための絵コンテはこんな感じです。
どうでしょうか?
そして、シナリオは?
富と冒険心に満ちたつわもの達がスタートの村に集まっている。
何ともレース前の優雅なひと時が覗えます。きっと1899年の当時もこんな光景であったのでしょう。
酔っぱらってます。
人々の応援を背にスタートして村を出ていきます。
当然、道路は舗装されていません。でも、下り坂は軽快にスピードを上げて疾走します。
最初から、山岳レースではこのような山の悪天候は予想されていた。
最初から、山岳レースではこのような山の悪天候は予想されていた。
拍手喝さいの中、無事にゴールにたどり着いた人たち。
レースの後は、上流階級?らしい社交界の決まった光景が見られるます。
ドキュメンタリーとはいえ、シナリオありきです。
人と人の間で起きること、巧く描ければこそです。
あ、そうそう、2,3画像を動かしてみたので、以下に載せておきます。ほんの数秒ですが。
こういうものを10本、20本シームレスにつないでいくと一応の短編映画の形になります。