前田さんの絵画教室、生徒は小学生からおばあちゃん、またプロのイラストレーターも学んでいます。基礎からみっちり絵画について学べます。小さな子も遠近法を学んで、しっかりデッサンしているようです。絵画教室は新百合ヶ丘周辺にいっぱいありますが、本格的な絵画教室は少ないです。前田さんは過去に新宿で芸大を目指す受験生を教えていました。またお願いすれば、銅版画も学べるかもしれません。

前田さんのスタンプはアート感いっぱい

前田さんは以前、桃の節句の節、百合ケ丘商店会のひな祭りスタンプラリーのスタンプをつくったアーティストです。スタンプラリーの企画、デザイン、はるカフェの人のデザインで、すごく良くて見入っていたら、花屋さんにスタンプの完成例が貼ってあった。

そこに押されたスタンプ「アレ？このスタンプ普通じゃないな、誰がつくったんだろうか？」など思っていました。街のスタンプ屋さんのつくりじゃないんです。やっぱり違うんです。

前田さんの銅版画

　銅版画

別の日、商店会のある店でお客さんが教えてくれました。前田アートの前田さんがつくったと聞いて、お話を伺いに行きました。やはりアーティスト、美術家でした。

前田さんは前田アート企画では企画展や地元のハンドメイド作家の作品を扱っています。美術学校の先生を長年しながら、作家活動をしていたそうです。学校を辞されてからは地元で活動を現在も引き続きされているそうです。主に銅版画で、見せてもらった制作中の作品は大きいカラー銅版画で、圧倒されました。

また伝統的な手法の小ぶりの銅版画もシリーズでありました。１つの作品を仕上げるにも時間のかかる仕事で、若いときからずーっと自分の道を歩かれている姿、ブレなさには敬服いたしました。今でも左の写真にあるように、下絵は毎日、木々を散歩中に描き写し足されているそうです。そして非常に時間をかけて巨大な銅版画に仕上げていきます。

予定ですが前田さんはこの夏、絵画教室を始めます。本格的な授業らしいです。本当にモノを見る目、鉛筆の使い方、うわべの技巧の習得より本物のデッサン力が身につきそうです。デッサン力さえつけば、後は応用が効きますので、伸びるのは早いです。夏まで待ちきれない人は、個人的に個人レッスンを頼んでもいいでしょう。前田さんがOKするかどうかは知りませんが・・・？

最後に、前田さんの作品、一部紹介します。

　　 数センチの可愛い銅版画

紹介できなかった作品では、ミニ鳥シリーズ、カラー動物シリーズがたくさんあったようです。

現物は細かい線が鋭く刻まれていて、ネットの画像では再現できません。別の機会に、紹介できると思いますが、実際に企画展などの機会にご覧にならないと、特に小さな銅版画の醍醐味は分らないです。

■前田アート企画 / リペアショップ はなまる
☎ 044-954-7455
川崎市麻生区百合丘 2-3-6