地域のブランド BRANDについて、新百合ヶ丘は？
ステージがブランドになる。ブランドがステージになる。

「お宅の地元ではどんなブランドがあるの？」と似たような質問が、地方の人から時々あります。自分の地域のブランドについて、関心があるからですね。
その度に「新百合ヶ丘はステージ活動が盛んだから[ステージ]がブランドじゃないかな」と答えます。
そういうこともあり、新百合ヶ丘周辺、少し広げて麻生区・多摩区を少しリサーチしました。少々アバウトな分類ですが３つ位のグループに分けて、その一覧を以下に載せています。特に説明や分析もしないで、比較的知名度のあるものから選んでいます。人気のあるものでここに入っていない場合はごめんなさい。他意はなく、関心のある方はお読みいただいて、指摘していただければ修正します。
▼ この記事の音声は以下

全国ブランド（地元が誇る）

岡本太郎美術館（施設 / 森の博物館）
藤子・F・不二雄ミュージアム
よみゆりランド
民家園（施設 / 森の博物館）
武相荘（旧白洲邱）

地元ブランド 1＜施設・企画・自然 分野から＞
昭和音大（施設）
日本映画大学（施設）
川崎市アートセンター（施設）
アルテリッカしんゆり ステージ（川崎・しんゆり芸術祭 / 祭り行事）
アルテリッカしんゆり アート市（青空市）
しんゆりマルシェ（マルシェ / 新百合ケ丘）
しんゆり映画祭（企画）
子ども映画大学（企画）
ベジ ＆フォーク市（マルシェ / 柿生）
かながわ子ども合衆国（事業 / 田園調布学園大学＆神奈川県）
宙と緑の科学館（プラネタリウム / 森の博物館）
王禅寺ふるさと公園（施設）
生田緑地（自然 / 生田）
トカイナカ（自然 / イルカ丘陵＝多摩三浦丘陵）
里山（自然 / 生田・百合丘・柿生・黒川 ほか）

地元ブランド 2＜生産物として、特産品のイメージ＞
禅寺丸柿、禅寺丸柿ワイン（果物・お酒）
万福寺にんじん（野菜）
稲城の梨「新高」（果物）
ハウスメッツガー・ハタ（肉屋）
リリエンベルグ（スイーツ）
エチエンヌ（スイーツ）
禅寺丸本舗（和スイーツ/柿生・新百合ケ丘・百合丘）
CarnaEst（農業生産・産学連携）
蔵邱ワイン（ワイン貯蔵・バー・教室）

地元で人気 ＜多くの人の利用・体験・人気。今後、広がる期待＞

ヤマユリ（ヤマユリ関連事業）
麻生市民交流館やまゆり（市民活動支援施設）
新百合２１ホール（多目的ホール）
リリオス（しんゆり交流空間・2018年4月オープン）
ペデストリアンデッキ（広場）
エルミロード1F 吹き抜け広場（展示スペース）
オーパB1F カレイドプラザ（展示スポット）
マプレ専門店街広場（展示ストリート）
シティモール 駅北口（複合商業ビル）
トカイナカビレッジ（自然・トカイナカの中）
温泉施設（よみうりランド丘の湯・くりひら野天湯元）
HEAT-UP (かわさきプロレス・地域活性支援団体)
ESP レビュー（かわさきレビューユニット)
しんゆり寄席（川崎市アートセンター・アルテリオ小劇場)

続・地元ブランド（飲食）
CarnaFactory（都市のスローフード）
岡上エール（地ビール）
Kanoco BEER（地ビール）
柿の葉茶マドレーヌ、田園ぽてと、柿の里最中、ピアノ最中（スイーツ）ほか
※現在存在していないが、ブランドとして可能性のあるものもの。
柿の”幕の内弁当”、柿御膳、柿弁当、柿パン、柿ジャム、万福寺にんじんの物産とか

住民参加型 地域ブランド１＜ステージ・イベント・お祭り・行事＞

あさお SOUND ＆VISION （3月）
アルテリッカしんゆり（4月・5月）
麻生音楽祭（6月）
しんゆりフェスティバル・マルシェ（不定期）
あさお芸術のまちコンサート（８月）
あさお区民まつり（10月）
麻生区文化祭（10月）
禅寺丸柿まつり（10月）

住民参加型　地域ブランド２＜地域活動・プロジェクト・催し物＞
地域共同体系・社会派系・趣味サークル系

催し物はブランドなんかとは関係なく、主催する側、参加する側で楽しみが享受されていることで価値があります。麻生区や多摩地域ではいろいろなイベントやプロジェクトが開催されています。それぞれが個性的で固有の価値があり、地域に貢献、また地域住民に貢献しています。思いついたもの挙げます。

七草粥（あさお古風七草粥の会）　　どんど焼き　　だるま市　　流鏑馬（高石神社）　　しんゆりジャズスクウェア　　SHOWA ミュージック・カフェ　　ESP レビュー　　大人のコンサート　　クラフトカフェ　　古民家カフェ　　オーガニックマルシェ　　我楽多市/フリーマーケット　　手作り雑貨＆クラフトフェア　　えだぐり祭　　ミニたまゆり（こどもがつくる町）　　山猫団・山猫式文化教室　　新ゆりまち歩き　　ふらっと新百合ケ丘　　よみ・ゆり メグリーナ　　ART かわさき色輪っかつなぎ　　明治大学黒川農場収穫祭　　黒川 大鍋まつり　黒川農場&菜の花プロジェクト　　岡上さとやま探検隊　　里山フォーラム　　里山ボランティア　　多摩美の山 トラストの会　　ART PARTY　　麻生多摩美の森の会　　市民健康の森　　かわさき森つくり　　歴史散歩　　アルテリッカ新ゆり美術展　　プラチナファッションショー　　着物モダンリメイク　　中・高校生のための手芸教室　　ジュニア映画制作ワークショップ　　動画を使ってコミュニケーション　　麻生区多文化フェスタ　　あさお子育てフェスタ　　地産地消の料理教室　　柿生おもちゃ病院　　サイエンスチャレンジ　　 Picnic Day ピクニックデー　　ピクニックマルシェ by ピクニックタウン　　エコカップ！イカダ下り　　多摩川カヌー教室　　親子アウトドア教室　　ノルディックウォーキング　　どろんこ教室　　YOGA教室（各地）　　フラダンス教室　　歌謡サロン　　歌声喫茶　　スポーツフェスタ　　新ゆりアートパークス　　green bird グリーンバード　　発明クラブ（小中学生）　　天体観望会　　百合丘こども食堂

（※その他、市民講座系、カルチャー教室系、体験教室系、ボランティア系、ここに入っていないものがいっぱいあると思います。掲載されてない場合、申し訳ないです。連絡いただければすぐに追加します。）

ブランドについて　続編（訪れたい街＝観光の要素）

川崎市はスポーツと文化に力を入れ、プロスポーツの分野では大きな成果があがっています。
新百合ケ丘では、一年に一回の大イベント「しんゆりマルシェ」が食とアートの祭典というキャッチフレーズで開催されています。2018年、しんゆりフェスティバル・マルシェとして規模も拡大バージョンアップしました。

これ以外にも、地元の豊かな農産物を背景に地域農家や地域住民のコラボ的な催しとか、多くの人に紹介したい魅力的な企画・イベントが多くあります。一年に春・秋２回開催される柿生の「ベジ＆フォーク」は他府県から参加者も多く、開かれたマルシェとして個性的で人気です。

人に支持され、人が集まるとは？という観点から、地元のブランドの発信力に注目。ブランドの求心力としては「観光」の要素があると魅力的ですね。そこに訪れたくなる要素。訪れるとそこにドラマが生まれる、そういう土地。自治体経済が豊かで自己完結であればビジターはあまり来ない方が安心・安全という考えもあります。新百合ケ丘はステージの街、ドラマが生まれる街、いろんな人が訪れると、自然と国際化していきます。
商売されている方は、他府県からのお客さんの増加はうれしいはず。というより地元経済圏だけでは経営は厳しいことも。ブランドさえ認知されれば、立地に関係なく人々はマイカーや送迎でも、電車でも地元以外のお客は来ます。
ハウスメッツガー・ハタ（肉屋）、リリエンベルグ（スイーツ）さんは遠くからでもお客さんは来ます。
多くの地方が、地元ブランドの発掘や育成に力を入れています。
川崎市には地域ブランドは結構あります。麻生区・多摩区にもあります。

岡本太郎美術館、藤子・F・不二雄ミュージアムは、それ目当てにたくさんの外国の人が訪れます。外国人に知名度のある町田のリス園的なものが、地域ブランド創生には以外とヒントになるかも知れない。
私ことで申し訳ない。10年以上住んでいて、地元のブランドで購入したものは、唯一、稲城の梨。デカイ！際立っていました。これは感動して親戚中、会社の方とかに贈答しました。このブランドはまだ新しく、栽培の技術イノベーションは江戸時代らしいです。

続き ⇒ 人が集まる新百合ケ丘の魅力・パワーはどこから来るのか？

画像　出典：
http://1000enpark.com/park/kanagawa/kawa_asou/
http://www.tokainaka.tokyo/area/index.html
http://kitanosansai.ocnk.net/product/81
http://web-asao.jp/yamayuri/