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木とか林とか森とか。小田急沿線に長く住みながら、一日で視点が変わった、里山体験。

 

原風景の森づくり・高石ふれあいの森

高石みどりの会の活動の森の保全活動に初めて参加しました。
かって「そこにあった森を取り戻す」取り組みです。
今や荒れ放題の雑木林植樹などして、森を再生する活動です。

短い概要説明があり、
次に、準備体操をしました。
この時、私はヨロヨロしました。足場がツルや葉っぱで、土も柔らかく、踏み込む度によろける。
現代人は都会とかで普通に生活していると、自然から切り離されて、脳が自然NATUREじゃないことに気づく。野菜中心の食事に心がけるとか言っているのは脳だけで、こりゃ、農作業とか実体験しなけりゃ分らない。

大まかなレクチャーは以下のようなもの
里山と雑木林について
林地造成と整備について
これからの目標について

■ 目標とする景観イメージ

▲断面図

■成り立ち、経緯
面白い。知らないことだらけだったから。
代々土地が受け継がれながら、屋敷林のように放置状態となったり、草木の成長でジャングル状態にまでなっていたり、木々の種類によって伐採などの対策が違う明確な説明が心地よかった。

特別緑地保全地区に指定された雑木林を手入れしながら、望ましい森にしていく。
景観や散歩を楽しめたり、自然への理解を深める学びとか、いろいろな価値ある姿にしていく。
里山ボランティアを育成しながらの保全活動のようです。


具体的な作業、下草刈りとかは今日は時間が押して出来なかった。

体験ワークショップと作業ありの森つくり教室

保全地区の広さは、小さめかと思いますが、森や里山のこと、学ぶこと多くて、全体を把握できないまま数時間が過ぎました。
僕にとっては、衝撃的でした。
もし、高校生の時に参加していたら、今の仕事とは道は違っていたでしょう。
この広くはない雑木林の中でも樹木の種類も多いし、それぞれの樹木への対策も、選択肢も多様。深い世界だ。人間と樹木のライフサイクルが違うからね。


里山ランドスケープをどうデザインしていくかはいろんな条件によって変わることも知った。
都市型住民の好みとか、
里山私有者の考え、
立場も方法も多様にあり、
人間と自然の関係を考えたり面白いですね。

▲多分、読売ランド前の里山だと思いますが?こんもりした深い森

今日、参加された人は、若い人は少なかった。僕ももっと若い学生の時に参加していたらと思ったくらい興味深いので、若い人でも面白いと思います。体験参加みたいなことから入ってもいいかと思います。ただ、農業一日体験、家族で参加、収穫した作物でその場で楽しい食事もできました的エンターテイメントは、今のところプランには入っていないです。

作業しながら、少々、スナップした写真、そしてレクチャー中に鳥のさえずり音声も載せておきます。鳴き声から鳥の種類も分る人はわかるのでしょうね。


*いい写真、分かりやすい写真、いただいたら追加アップします。

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