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耳鳴りが消えた!めまいも。あきらめていた症状が好転!

記事制作中(本人の承諾確認中)。
健康クラブのメンバーの知り合いで、追跡中です。

 

耳鳴りが消えた

そういう連絡が入った。めまいは比較的容易に解消する場合が多いが、耳鳴りは頑固だと言われています。大学病院の耳鼻科のトップクラスの医師でも、本音を聞くと治りにくいと。実際は耳鳴りが消えることは非常に少ないらしい。
「耳鳴りの音は、神経回路の異常により脳内で作られている」という解釈、神経回路の異常の克服は簡単じゃない。
耳鳴りが脳腫瘍などの脳疾患により生じているのでなければ、いかに受け入れるかを考えた方が良いと指摘する耳鼻科医師も少なくない。

 

 

脳の興奮状態を鎮めるクスリ

耳鳴り治療の困難の状況の中、以前、一時、脚光を浴びた耳鳴り治療があった。数年前、5年前くらい?テレビ(NHK)でも放送された。
基本的にクスリが処方される前には、綿密な検査が前提で、脳のMRI腫瘍や何らかの問題がないか調べながら、原因を絞っていくか、推定していくことになると思います。
てんかん患者に処方される「デパケン」と云うクスリで、飛躍的に耳鳴りが解消された例だ。脳波の検査で、患者が常に脳の興奮状態が原因ということで、その興奮を鎮める画期的な治療。それは学会で反響を呼んでいる段階だと。
患者は耳鳴りで苦しめられ「人として人生は終わった」、諦めていた人生が好転したと感激していた。
ミュージシャンのUZA氏はその先生に世話になったようです。

 

その先生の本は全て読むと、耳鳴りの原因の多くを脳の興奮状態とは言っていなし、幾つもの原因を説明している。脳の興奮状態が耳鳴りの原因の場合、処方する「デパケン」の衝撃は大きかったのか、反対意見も根強くあったのか、そのへんは私は知りません。
最近はその先生の話題はTVでは聞かず、耳鳴りに関しての番組も、比較的軽減される方法や施療にとどまっているような印象をもっています。

補聴器を用いる耳鳴り改善法

誰でも無音室にいると、多少耳鳴りがする・そこから始まって、加齢による聴覚の衰えから、聴覚を集中することで、聴覚が鋭敏になり、耳鳴り現象が自分の頭の中で起きている。それを補聴器で補うことで、耳鳴りが弱まるという仕組みみたい。
何かとクスリ、強いクスリだと副作用が心配だから、この補聴器による耳鳴り改善の方法は、一般的には受け入れられやすいでしょう。
実は、実際の所、分かりませんが、「デパケン」は、精神科の医師から聞いた話では、副作用として血液障害が心配という場合もあるらしい。これも普通の人には心配ないとは思いますが、血小板が減少してはダメな人には大きな賭けになるとか。
もともと長い片頭痛が治らず、てんかん、躁状態、脳の興奮を鎮静させる、そういうクスリが処方されるわけですね。実際にデパケンで耳鳴りが解消された例はあるわけで、効果がなかった例もあるし、副作用が問題になることで新たな問題がでてきているのか?耳鳴りの最新の治療法が今、どのあたりにあるのか?

 

もしかしたら、瞑想とか、ストレッチとか、鍼治療とかで、クスリ以外で脳の興奮を鎮静する方法があるのかも知れない。できる、可能とか言う施術者はいますが、まだ信頼できる情報は得ていません。

現在の限界点

西洋医学の医師は、耳鳴りは治せなくても不快感を取り除ける可能性はあると。
耳鳴り自体は、本当に不快なので、ただ、耳鳴りが脳腫瘍などの脳疾患により生じているのでなければ、いかに受け入れるかを考えた方が良いと冒頭で書いた。
「耳鳴りの音は、神経回路の異常により脳内で作られ」その克服は簡単ではないこと。安定剤や抗うつ剤では副作用も心配だし、西洋医学のクスリの限界から言える見解。
これでは、患者の未来は明るくない。

 

一方、漢方医学の方は、もっと楽観的です。なぜなら何らかの薬効で耳鳴りを解消することの可能性を信じているからです。

漢方薬で、解熱に効くとか、消化作用があるとか、頭痛にはこれを用いる、婦人科にはこれとか、数々の優れたものがある。もし耳鳴りの原因が頭部の血流や神経系によるものなら、必ず効く漢方薬があると考えているはずです。
実際に薬局で相談しても、漢方医に相談しても、漢方薬は処方してもらえます。
苓桂味甘湯(りょうけいみかんとう)、苓桂朮甘湯(りょうけいじゅつかんとう)、半夏白述天麻湯、柴胡加竜骨牡蛎湯(さいこかりゅうこつぼれいとう)、五苓散(ごれいさん)などなど
腎臓系には五苓散、神経の高ぶりを押さえたり、不安解消なら苓桂味甘湯とか。体質に合わせて組合せ、カスタムオーダーの調合で対応する。

問題は、耳鳴り解消した例があるかもしれない。その数、実態は不明に近いが。
個人的に注目したものは胡加竜骨牡蛎湯で、漢方薬でてんかんに効能とあるものはこれのみです。
デパケンがてんかん患者向けのクスリなので、漢方薬でも効能あるかもという考え方。
漢方では自分に合う薬に巡り合うまで探し続けるという考え方。

※ ※ ※

耳鳴り解消したという情報を追ってきました。軽減するとか、耳鳴りが非常に小さくなった、ほぼなくなったという事で時間をかけて取材すると、それは一時的で、また普通に耳鳴りし始めています。

でも、これって、一時的にしろ、耳鳴り消えたと思えるくらい小さくなった事実はあるわけで、その因果関係、そのへんに耳鳴り解消法のヒントが隠れているんじゃないでしょうか?

※次回は大腸にできたガンになるポリープ・腺腫が消えたり、良性のポリープと入れ替わったりした健康クラブの知人に聞いてみます。

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